西大田ふれあいサロンでは7月4日(月)午前10時より、西大田老人クラブと
共催で、『防災セミナー』を開催しました。
講師に、日本赤十字社広島県支部の石丸英生さんをお迎えし、前半は「災害への
備え」をテーマに、災害・防災についての考え方や平時の備えの重要性について
お話を伺いました。
まず、大雨・土砂災害から命を守るためには、ハザードマップにより住んでいる
地域を知ること。そして、情報を理解し、活用すること。最も重要なことは、
「早めに安全な場所に避難すること」を強調されました。また、隣近所との日頃
からのお付き合いにより、いざという時に声をかけ合える地域にしておくことの
大切さや、非常用の持ち出し品、避難所での感染症予防対策など、多岐に渡って
詳しく解説されました。
後半は心肺蘇生法を学び、実際に人形で胸骨圧迫やAED装着の訓練を行いました。
参加者からは、「具体的に説明していただき、わかりやすかった」「昔やったこと
があるが、忘れていることが多くためになった」「AEDに初めて触り、心肺蘇生
法を習ったので、人にも伝えることができる」「各地域の小地域サロンにも指導に
来てほしい」等の声があり、「講習会に参加してよかった」という感想がほとんど
でした。また、「今後も防災対策について、地域の皆さんと情報交換したい」との
意見もありました。
いつどこで発生するかわからない災害に備え、皆さんも身近な地域で講習会を企画
されてはいかがでしょうか?講師派遣の希望がありましたら、西大田自治センター
へお問い合わせください。
午後からは、新聞紙をできるだけ長くちぎって長さを競うレクリエーションや
しりとり遊びなどで笑い合った後、ゆっくり茶話会をして過ごしました。
学んだり、物づくりをしたり、語り合ったりと、コロナ禍でも対策をとりながら
色々なメニューで活動しています。皆さんも、ふれあいサロンに気軽に参加して
みませんか?