第1回「新しい西大田を語る会」を6月29日(水)午後7時30分から開催
しました。この会は、令和3年度に実施した「西大田地区 安心・安全な地域
づくりアンケート調査」の結果を受け、「地区民体育大会」や「ふれあい祭り」
等の各行事を見直し、コロナ禍における新たな企画について意見交換を行う目的
で、今年度6回の計画で開催します。
それとともに「こんな西大田だったらいいな」という自由な発想で夢を語り合って
いただく中で、行事のみでなく今後の西大田における様々な活動の柱になるような
ものが、この「語る会」に参加している皆さんの中から自然に膨らんできたらいいな
と、期待をしています。
「気楽にユニークな発想をしたり、思いついたことを発言していただくこと」が目的
ですので、「人の話を否定しない」などの「ルール」も決めています。
初回は23人が参加され、自己紹介に時間をとって、皆さんが感じている「西大田の
良い所や好きな所」をたくさん語っていただきました。「幸福度」が県内で第2位と
いう世羅町の中の「西大田」ということを証明するように、人の優しさやつながり、
環境の良さ、住みやすさなどを実感している方が多くおられました。また、今回主な
アンケート結果をお伝えする時間を設けましたが、子ども達もたくさん「西大田の良い
所」を認識できており、地域を大切に思う気持ちが育っていることがわかりました。
西大田地区に学校がなくなった今、子どもの頃から地域とのつながりを持てるような
工夫が、「郷土愛」を育み、大人になっても「地域を守りたい」という気持ちにつな
がるのではないでしょうか。子どもの頃に楽しかった行事は、いつまでも懐かしい
思い出として記憶に残ると思います。子ども達にとって、「いつかふるさとに戻って
きたい」と思うような「西大田ならでは」の楽しい行事のアイディアが、この語る会
から出てきそうな予感がしています。
次回は「地区民体育大会」をテーマに、コロナ禍でも皆さんに喜んでいただけるような
新たな企画のアイディアを出し合っていきます。
