2022年3月アーカイブ
この度、重永後の新原信幸さんが、社会福祉法人世羅町社会福祉協議会
会長表彰を受賞されました。
新原さんは、毎年『しめ縄づくり』の講師として、あちらこちらのお宮で
「大しめ縄づくり」のほか、ふれあいサロンや世代間交流など、町内外に
出向いて指導をしておられます。また、若葉会(重永後老人クラブ)では、
『古代米の田植え・稲刈り』『菊づくり』等の活動の中心となって活躍
されています。
受賞された新原さんを取材しました。
Q)表彰を受賞された今のお気持ちをお聞かせください。
A)身に余る賞をいただいて感謝しています。一緒に活動してくださる方の
多くの助けがあって、このように長く活動してこられたと思っております。
Q)活動の中でご苦労されることもありますか。
A)しめ縄づくりは年に1回のことなので、思い出しながら準備しますが、
「材料に落ちがあってはいけない」という心配があります。また、決めら
れた時間内にある程度の作品ができあがることで、皆さんの満足が得られる
ように心がけています。
Q)活動を続けてこられて、よかったと思われることは何ですか。
A)皆さんに「良いしめ飾りができた」と喜んでもらえることが大変
うれしいです。
Q)今後の抱負や、地域の人に伝えていきたいことなどを教えてください。
A)今後も、要望があればやらせていただきます。皆さんと一緒に活動する
中で、「ワラの文化」を伝承する後継者が増えることを願っています。
新原さんの手作りの活動が、高齢者と児童・生徒の交流事業や、地域の皆さんの
親睦活動、都市と田舎の交流活動に、そして「ワラの文化」の伝承活動へと発展
しています。